2019年最初の課題は、中型静物デッサンです。
約30時間ほどかけて制作します。三方から囲みで描きますので、裏側にも瓶やグラスなどが置いてあります。
この課題で平成30年度の基礎コース課題はラストとなります。
中型課題ということで、モチーフの数が増え、高さのある構成になっています。構図をどのようにとるかが非常に大事になります(どの課題でも構図は大事ですが)。すべてのモチーフを無理に画面に収めてしまうと、迫力のないデッサンになってしまいます。画面の端にくるモチーフをほんの少し画面から切ることで、窮屈な印象がぐっと減ります。
今回の課題では、人工物と自然物を組み合わせています。質感・素材の描き分けと、なんといってもパースです。パース地獄です。
しっかり台を出す(物が水平の台に乗っているように描く)こと、石膏の印象を合わせること、描き込む前の作業が山盛りなので、楽しく制作できると思います(^^)/
★関内アートアカデミー研究&基礎コース合同作品展★
日時 2019年3月25日(月)~3月31日(日)
11:00~18:00(初日13:00より、最終日16:00まで)
会場 画廊楽Ⅱ
横浜市中区翁町1-3小原ビル2F